
このページでは令和4年6月23日の尼崎市民46万人のデータが流出した問題について解説しています。
パスワードの桁数までうっかりバラしてしまって、大きな話題になっていますよね。

なんでパスワードの桁数バラしたの?

誰がバラしたの?
と疑問に思う方も多いでしょう。
今回はそういった方のために、詳しいながらもパスワードの桁数をうっかりバラしてしまった人についてわかりやすく解説してみました。
このページではこんなことがわかります。
- 尼崎市民46万人の情報が流出してしまった事件の概要
- パスワードの桁数をバラした人の正体
- 流出した個人情報の内容
ではごゆっくりどうぞ(^ ^)/
尼崎市民46万人の情報が流出!事件の概要をおさらい
最初に、事件の概要を簡単におさらいしておきます。

ご存知の方は読み飛ばしてくださいね!
まずはプロフィールからどうぞ。
事件の概要
兵庫県尼崎市は23日、全人口に当たる約46万人分の住民基本台帳や、非課税世帯等臨時特別給付金の対象世帯延べ約8万世帯分の個人情報などを記録したUSBメモリーを委託業者が紛失したと発表した。
メモリーにはパスワードが設定され、外部への流出は確認していないという。
メモリーは、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の受託業者「BIPROGY関西支社」(大阪市)の関係社員が大阪府吹田市のコールセンターでのデータ移管のため、尼崎市の市政情報センターから21日に持ち出した。
データ移管作業の後、飲食店で飲酒と食事をした際、かばんを紛失した。
22日に警察に届け、尼崎市にも電話で連絡した。
紛失データは、住民基本台帳46万517人分など。
尼崎市民46万人のパスワードが13桁、と公表したのは誰?

結論から言うと、尼崎臨時特別給付金担当課長の中尾智次さんです。
「え~パスワードにつきましては英数文字を含めた13桁のパスワードを設定されてますので 私専門ではないんですが、13桁というのはかなり解読するのは難しいのかなぁと認識しております」
とのこと。
「安全だよ」と市民を安心させるために、状況を詳しく説明されたのだとは思うのですが、逆効果になってしまいました。
桁数まで公開すると、盗んだ側からすればかなり絞り込んでもらえたことになります。
テレビで全国中継されている会見での発言でした。
それにしても、これで課長とは。
尼崎市ももう少し冷静で落ち着いた人を選ぶべきでしたね。
『15桁以上の複雑なパスワードを設定しています』などとフェイクを入れられればちょっと点数アップでした。
ちなみに、中尾課長個人のフェイスブックアカウントがありますが、投稿は何もありませんでした。
本名で検索すれば尼崎市出身の方が1人ヒットするので間違い無いと思われます。
どんな方なのかわからないのは残念です。

画像を見る限りでは小柄な方のように見えますね。
流出した尼崎市民46万人の個人情報の内容は?
流出した個人情報の内容は
- 46万人余りのすべての市民の氏名
- 住所
- 生年月日
- 住民税を納めているかどうか
- 生活保護受給世帯の口座情報
- 児童手当受給世帯の口座情報
となっています。
LINEのIDやApple IDやグーグルアカウントのパスワードを生年月日からモジったものを利用している方も多いでしょう。
そういう方はすぐにパスワードの変更をしておいた方が良いでしょうね。
尼崎市民46万人の情報が流出!パスワードが13桁と公表したのは誰?まとめ
以上、今記事では尼崎市民46万人の入ったデータのパスワードの桁数をバラしてしまった人について調べてまとめてみました。
長くなってしまったので、重要なポイントだけをもう一度まとめておきます。
重要ポイントまとめ
◆パスの桁数をバラしたのは尼崎臨時特別給付金担当課長の中尾智次さん
◆USBメモリを紛失したのは21日の夜(事件が明らかになったのは23日)
◆USBメモリを紛失したのはBIPROGY関西支社の関係社員
◆流出したデータの内容は
・46万人余りのすべての市民の氏名
・住所
・生年月日
・住民税を納めているかどうか
・生活保護受給世帯の口座情報
・児童手当受給世帯の口座情報
◆まだ被害は報告されていない
パスワードの桁数までは公開されてしまいましたが、まだ完全に流出はしていないようです。
鍵のかかった金庫を落とした状態ですね。
何か進展がありましたら、今記事でまた追記していきます。
ということで今回はこのあたりで。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ